一流の思考術、一流の仕事術、一流の習慣術、一流の条件を紹介するサイト

一流の思考術、一流の仕事術、一流の習慣術、一流の条件

一流の仕事術のホームページ>できる人の一流の仕事術(2)

 


できる人の一流の仕事術(2)
●自分の好きなことだと、仕事として割り切れないことも多い

「自分は人と接することが好きで、だから接客業を選んだ」という人がいる。

だが、だからこそ、レストランやカフェがうまくいかず、立ちいかなくなる場面もよくある。

何故なら、接客が好きだから、接客を仕事として割り切れない。

たとえば、自分の好きなお客様がくると、ついつい話し込んでしまったりサービスが過剰になったりしてしまう。

横柄な客や失礼なお客さまがくると、いちいち頭にきてしまう。

「これだけやっているのに」と思ってしまう。

しかし、それを仕事と割り切るとお店の売り上げをあげることを何よりも優先し、それに専念することになる。


上から降ってくるような仕事は、あなたの好きでもない仕事であることがほとんどだ。

だからこそ、「仕事本来の目的を見失わずにその役割に徹しやすい。その結果、あなたのスキルを磨き、強みを作っていくことにつながりやすい」といった側面もあることを覚えておこう。

●「やりたい仕事」と「やりたくない仕事」

やりたい仕事、やりたくない仕事というものを、よく考えてみると、「その仕事をやりたくない」のではなく、「その仕事をやっていることをまわりに言いたくない」ということのほうが大きいことがある。

誰しも自分をよく見せようとしたがる。

学生時代の友人が集まったとき、「オレ、今度、油田のプロジェクトを任されたんだよね」と得意気に言ってしまいやすい。

しかし、実際はそのプロジェクトの会議資料を作ったり、毎日コピーしたりしている。

そして、その現状については友人に語らない。

結局、やりたくない仕事というのは、まわりから見たときに瑣末に見える仕事なのだ。

一方、やりたい仕事はまわりから見たときに驚くような大きな仕事だ。

そんなことより、社会のためになるか、会社のためになるか、自分のためになるか、という観点で仕事を考えよう。

●同じ失敗は二度と繰り返さない

同じ失敗を繰り返すのは、自分に甘く、学び成長していない証拠です。

そんな人は、まず人から信用されません。

その人は、非常に不誠実な人だと言わざるを得ません。

なぜなら、同じ失敗を繰り返すということは、注意してくれた人、叱ってくれた人の言葉をきちんと受け止めていない証拠だからです。


相手を尊敬していないから、相手の言うことを聞き流してしまうのです。

失敗を繰り返すということは、人に信頼されることを自ら拒否しているのと同じことです。


人間である以上、誰でも失敗します。

逆に失敗することは、歓迎すべきことです。

新しいことに挑戦している証拠だからです。

大事なのは、その後です。

深く反省し、同じ失敗を二度と繰り返さないように努力しなければなりません。

「同じ失敗を繰り返す失敗」は、致命的な失敗です。

最も大切なもの、つまり信用を失うからです。

「破壊は一瞬、建設は死闘」で、一度失った信用は、なかなか取り戻せません。


新人、いや、社会人として、また人間としてやってはいけないことがあります。

それは失敗の防止策を考えないことです。

ミスや失敗をした際、次から同じようなことが起こらないようにするために、メモや反省ノートにそれを書くべきでしょう。

できない人は、失敗したことを認識するだけで終わってしまいます。

なぜ、しっかり文書化して頭に叩き込まないのでしょう?

とても不思議に思います。

上司や先輩からすると、とても不誠実な態度に見えることだけは間違いありません。

次から失敗しないようにしようとする姿勢が見られないのです。


よく、覚えておいてください。

人間は「忘れる動物」です。

ですから、失敗したら、同じことを二度と繰り返さないようい、しっかりと書いて心身ともに反省し覚えさせるのです。

  
●あせらずに「やりたくない仕事」をやってみる。いずれ状況は変わる

若いときは誰でも大きな仕事の中心になることはもちろん、小さな仕事の中心になることもあまりない。

多くは仕事の末端だ。

ここでよく考えてみなければいけないのは、「まわりから見ると損な役割と思える仕事」をどのようにやっているかを、まわりの人は見ている。

うまくできたら瑣末な仕事をずっとやり続けさせるのではなく、ほかの仕事をさせてみたくなるものだ。

瑣末な仕事を続けさせようと上の人が思うのは、ただ仕事をこなしているだけに人のほうだ。

会社はあなたの強みや、やりたいことだけを評価して入社させたわけではないことを知っておくことだ。

あなたの強みは「行動」を通じてしかわからない。
●「小さな成果」の貯金がたまるまでは、勝負に出てはいけない

上から降ってくる仕事をやっていれば「小さな成果」が日々、積み上がっていく。

それはまさしく「小さな成果」だ。

だが、ここで焦ってはいけない。

一攫千金を夢見て、元手がないのに大勝負にでてはいけない。

1日にたった10円でもいいのだ。

コツコツと元手をためていくことから始めよう。

勝負に出ていいのは、ある程度の元手を手にしてからだ。


多くの人は、「小さな成果」がたまるまで待てない。

貯金がほとんどない状態で、いまの職場を飛び出し、大ばくちを打ってしまう。

しかし、結局はうまくいかず、なけなしの貯金を使い果たし、また大勝負に出てしまう。

自分のいまの実力以上の仕事をしようとしたり、「もっと活躍できる場があるんじゃないか」と考えて転職したりする。

これを繰り返すと、恐ろしいことにビジネスパーソンとしてキャリアはどんどん細くなる。


できる人の一流の仕事術(1)できる人の一流の仕事術(3)>>
  

上に戻る

一流の仕事術のブログ

一流の仕事術のホームページ>できる人の一流の仕事術(2)

inserted by FC2 system