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一流の仕事術のポイント1000(3)
●自分のアイデアに酔わない心がけ

ときとして「完璧で素晴らしいアイデアだ」と、自分でもほれぼれするような発想が浮かぶことがあります。

しかし、こういうときこそ、要注意。

自分のプランに酔いしれて、いいことしか考えられなくなり、「ひとりよがり」に陥ってしまうことが多いからです。
思い入れが強いときほど、時間と距離を置いて冷静に見直すとか、ほかの人の意見を聞いてみることが必要です。

それでも欠点が見つからず、十分手ごたえを感じられるなら、まさに本物と言えます。
●「思いこみ」の企画から本物の企画に育てるワザ

企画を本物にするには、その企画が対象とする人たちを集めて、実際に反応を確かめてみることが大切です。

たとえば20代前半の女性が対象なら、その条件に合う人たちに集まってもらい、企画のコンセプトについて自由にディスカッションして

もらうのです。

そうすることで、一部のマスコミが喧伝する「今どきの若い女性はこうだ」というような一面的な決め付けではない、本当に志向している

ものがつかめるはずです。
それが「思いこみ」ではない本物の企画を育てるのです。
●的を射た企画作りの8カ条

1)企画の最終決定者は誰なのかを知る

2)最終決定者を意識して立案されているか

3)意図の本当の狙いは何かを明確にする

4)こちらの強みは何かを明確にする

5)相手は何を期待しているのかを知る

6)相手はどこまでのことを望んでいるのかを知る

7)企画の実施予算はどれくらいか算出する

8)企画費はどれくらいに抑えられるかを検討する
  
●「足してみる」発想から「引いてみる」発想へ

商品開発などでよく行われているのが、「今あるものに何かを足してみる」という考え方です。

たとえば何かの機能を付け加えようとする、それだけでスイッチやボタン類が増えて、製品のまわりがボタンだらけということになりかねません。

そうではなく、「今あるものから引いてみる」という発想を持てば、高機能にしながら、ボタン類を少なくし、操作性をよくすることが可能になるはずです。(iPodを見るとよく分かります。)

要は、人の手間をいかに省いていくか、という発想の切り替えがどこまで徹底できるかにかかっているといえます。
●他人のアイデアを賢く「盗む」

他人のアイデアを賢く「盗み」ましょう。

発想段階では他社の広告やマーケティングを下敷きにして、そこに疑問を付け加えたり、視点を変えて眺めることで、まったく別の一面が見えてくることがあります。

そうなれば、参考にしたアイデアとは別のものが新しく生まれる兆しが見え始めたと言えます。

そして、世の中が新しいものを追い求めているときは、レトロな味わいのなかに可能性はないのか、安いものへの求心力が強いときは、逆に高いものを提案してみるなど、まわりとは逆の発想をもつことでバランスを取ることが肝心です。
●没になった企画の見直しをする

会社には、過去に没になった企画がおそらく山のようにあるはずです。

それらがなぜ没になったのか、その理由を考えることも、使える企画を生み出すためには欠かせないステップだと言えます。

本当に内容が悪かったのか、タイミングが早すぎたせいではないのか、という視点で、もう一度、死蔵されている企画のストックをひっくり返してみてください。

なかには、ちょっと磨くだけで玉のように輝き始めるものが現れるかもしれません。

  
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